【優良事務所インタビュー】税理士法人末松会計事務所:若手急成長の環境と、多様なキャリアが歩める評価制度

#インタビュー記事
執筆 ・ 監修

城之内 楊

株式会社ミツカル代表取締役社長

株式会社ミツカル代表取締役社長。 1990年生まれ。20代では士業向けのコンサルティング会社(株式会社アックスコンサルティング)で最年少役員として8年間勤務。これまで、3,000以上の税理士事務所のコンサルティングや士業向けのセミナーに複数登壇。さらにはスタートアップから上場企業まで外部顧問や役員としても活躍する。 退職後、税理士業界を活性化するために、税理士事務所の採用支援サービスを展開する株式会社ミツカルを創業。ミツカルでは年間2,400名以上の税理士事務所の求職者をサポート。審査基準を通過した優良事務所のみを紹介しており、ミスマッチのない転職支援を行っている。

税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。
今回は、大きな方針転換をし社内の環境を変え、若手が多数活躍する 税理士法人末松会計事務所の代表社員 末松 和真先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。


インタビューのまとめ
・平均年齢33歳。若手社員がチャレンジし、新しいアイデアを実現できる環境を提供。
・明確な評価制度。6つの等級制度と、マネジメント、スペシャリストの多様なキャリア形成。
・IT化を進めた業務効率で、新規プロジェクトを企画できる環境
・充実の研修制度と1on1面談でキャリアプランを設計
・業界の枠にとらわれない成長意欲がある方を求めている

事務所の概要を聞かせてください

末松会計事務所は、祖父が立ち上げた事務所から始まり、2023年で53年目 を迎えます。
3代目の代表として、2013年にこの事務所に参加し、2020年に税理士法人化しました。
この新たなステップで代表に就任し、事務所のリーダーシップを担っています。


今は名古屋がメイン拠点ですが、今後は東海エリアから関東、そして沖縄などにも拠点を広げる計画を抱いています。


弊社の特徴の一つは、若々しいメンバーからなるチームです。
現在、24名のスタッフが在籍し、平均年齢は約33歳となっています。
10年前に入社した際は、60代のメンバーが多かったそうですが、今では大幅に若返りました。
新卒社員は数名しかおらず、中途採用によって年齢の若いメンバーが増加しています。
この傾向は今後も続く予定で、チームリーダーとしてのキャリア構築や税理士資格取得によって、支社長などの重要ポジションに昇進する機会が広がっています。


当事務所では、若いスタッフにもチームリーダーや重要ポジションを与える文化が根付いています。
また、税理士資格取得後には更なるキャリアアップのチャンスが待っており、若さと実力が正当に評価される環境が整っています。


評価制度やキャリアプランが明確とのことですが、教えていただけませんか?

末松会計事務所は、従業員の昇格と給与に関する評価制度を重視しています。
評価制度は6つの等級に分かれており、売上や時間当たりの売り上げに基づいて評価が行われます

マネジメントのキャリアとしては、チームリーダー、マネージャーや管理職のポジションとして、チームの売上や生産性などが評価の対象となります。
面談や業務におけるポジションに応じて評価が行われ、キャリアパスが決定されます。


また末松会計事務所では、スペシャリストのキャリア において、内勤と外勤(面談担当)向けの2つのコースが用意されています。
内勤向けのエキスパートコースでは、高度な税務業務に取り組み、申告書の作成等に従事。
一方、外勤向けのコンサルタントコースは、顧客との面談やコンサルティング業務に特化しています。


製販分離の内勤を担当するチームと顧客面談を行うチームが連携して、お客様に対する総合的なサポートを提供。
1人のお客様に2人から3人の担当者がつき、幅広い専門知識を提供する体制を築いています。


失敗を恐れずにチャレンジし、経験を積むことを支持しており、そのために業務に追われずにチームでお客様のサポートを行う文化を推進しています。


評価制度やキャリアについて
・評価は6等級に分かれている
・キャリアプランは大きく「マネジメント」「スペシャリスト」に分かれている
・スペシャリストは「内勤のエキスパートコース」「外勤のコンサルタントコース」がある

成長している社員の共通点はありますか?

成功している従業員たちに共通する特徴は、新しいプロジェクトへの積極的な参加です。
例えば、年末調整や確定申告の改善プロジェクト、製販分離や生産効率の向上に関するプロジェクトなど、様々なプロジェクトに関与しています。
これらのプロジェクトに対して自ら手を挙げ、新しいことに挑戦しようとする姿勢が、彼らの成長の鍵です。


また、末松会計事務所の文化において、IT化を進めており、無駄なことを省く効率性と生産性への注力が重要です。
平均的な残業時間は月平均約9.7時間と少ないです。
効率的に業務を遂行する文化の一部であり、常に改善し続けるカルチャーが根付いています。
社員は日常業務において、常に業務の効率化を意識して業務改善し、時間あたりの売り上げを向上させる努力を惜しまない文化がある感じます。


研修制度について、詳しく聞かせてください

末松会計事務所は、2021年の秋から研修と教育カリキュラムの開発を積極的に行っています。
このプログラムは、未経験の者でもプロフェッショナルとして成長できるように設計されています。
1年かけて、動画研修、書籍、実務トレーニング、ロールプレイなどの要素を組み合わせ、従業員の成長をサポートしています。
プログラムは試行錯誤を経ながら構築されており、継続的な改善が行われています。


また、チームリーダーや管理職は、入社した従業員との1on1面談を通じて、日々の悩みやキャリアプランを確認し、サポートします。
これにより、個別のニーズに応えるカスタマイズされたサポートが提供されると同時に、コミュニケーションが強化されています。


従業員は月ごとに目標を設定し、その達成度を確認しています。
PDCAサイクルを通じて、業務管理と目標達成意識を向上させています。
チーム会議では、業務の決算スケジュールや月次スケジュールを確認し、効果的な業務遂行をサポートしています。


事業承継時、社内を大きく変えたとのことですが苦労はありましたか?

自分が代表になった当初、末松会計事務所は従業員数がわずか7人で、高齢のメンバーが主要メンバーであったため、新しいアイデアや変化を導入することは難しい状況 でした。
業界の当たり前から外れた新しいアプローチを模索し、他の事務所の見学を通じて新しいアイデアを吸収しました
社内からは抵抗の声も上がりましたが、それでも、強い意志で改革を推し進め、時間をかけて変化を実現する苦労がありましたね


苦労とはいえ、変化への意欲は変わりませんでした。
事務所を前に進めるために、最善の努力を尽くしました。
振り返ってみれば、もっと早く変化を実現できたかもしれないと思うこともありますが、その時点で最善を尽くした結果が今の状況につながっていると感じています。


現在は父親と共同で代表社員として事務所を運営していることは、多くのメリットがあります。
例えば、事務所の運営や決裁権を共有できることで、スムーズな意思決定が可能になっています。
この協力体制は、事務所の運営において大変ありがたいものと感じていますね!


事務所に来て欲しい方はどんな人材ですか?

弊社の強みは、若手の社員がチャレンジできる という環境です。
そして、「業界の枠にとらわれないサービス提供する」 のがミッションです。


ですので我々の税理士事務所を使いながら、お客様により高い付加価値を提供するっていうところです。
今は単純な作業を行っていて、20代、30代過ごすより、お客さんに求められるサービスを 提供できるところに僕は身を置いた方がいいと思ってます。


弊社なら確実に実現することができるので、ぜひ成長意欲がある方 は問い合わせてきてください。


税理士法人末松会計事務所が気になる方へ

大きく社内の制度や業務プロセスを変更し、社員の働く充実とより顧客に付加価値を提供する税理士法人末松会計事務所のインタビューは以上です。


ミツカルでは、税理士事務所の代表とカジュアルに話すことができます。
今回の記事を読んで、税理士法人末松会計事務所の代表社員 末松 和真先生と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。
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