【優良事務所インタビュー】税理士法人第一経営:埼玉最大手!高い人材定着率と拡大する事務所の特長

#インタビュー記事
執筆 ・ 監修

城之内 楊

株式会社ミツカル代表取締役社長

株式会社ミツカル代表取締役社長。 1990年生まれ。20代では士業向けのコンサルティング会社(株式会社アックスコンサルティング)で最年少役員として8年間勤務。これまで、3,000以上の税理士事務所のコンサルティングや士業向けのセミナーに複数登壇。さらにはスタートアップから上場企業まで外部顧問や役員としても活躍する。 退職後、税理士業界を活性化するために、税理士事務所の採用支援サービスを展開する株式会社ミツカルを創業。ミツカルでは年間2,400名以上の税理士事務所の求職者をサポート。審査基準を通過した優良事務所のみを紹介しており、ミスマッチのない転職支援を行っている。

税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。
今回は、埼玉県最大手、税理士業務に留まらず新サービスを開発し、お客様を徹底サポートする、
税理士法人第一経営 代表取締役 薊(あざみ) 喜美雄 氏に会社の特徴・魅力について話してもらいました。


インタビューのまとめ
・埼玉を拠点にした超大手事務所。59年以上にわたる歴史と110名以上の従業員。
・社員の平均年齢44歳、長期勤続。離職率は業界内でも低い。
・幅広い専門知識と柔軟性。新サービスの導入とお客様の経営課題への対応。
・新卒、中途採用を実施。充実した研修制度を実施。
・定期的な人事異動を行い、キャリアの発展に寄与
・企業経営者の多様なニーズと協力関係を築くことに注力
・税理士を目指す方や経営サポートに関心ある方も歓迎

埼玉県で大きな事務所ですが、改めてご事務所の紹介をお願いします。

当事務所は、1964年に有限会社としてスタートし、2023年9月で59年の歴史があります。
過去は税理士法人や社会保険労務士法人などの法的枠組みが整っておらず、税理士業務が行われていました。
2002年以降、税理士法人としての展開を始めました。


現在、この事務所は3つの法人で構成 され、アルバイトを含む約110名のスタッフが在籍しています。
そのうち正社員が約90名ということで、ほとんど正社員がメインです。


スタッフの平均年齢は約44歳 です。
平均の勤続年数も13〜14年 で、スタッフが長く働き続けていることが弊社の特徴です。


通常100名を超える大規模な事務所では、年間で約12〜13%のスタッフが退職すると言われていますが、弊社は約6〜7%と低い退職率を維持しています。


目指していることや、今後の方針について教えてください

まず、現在3つの法人を統合して、企業経営者に対してワンストップで幅広いサービスを提供する体制を整えています。
税理士業務が主要な収益源であり、社員の大部分が税理士業務に従事していることから、今後も税理士業務を中心に展開する方針です。


それでも、弊社は、お客様の経営課題を解決し、お客様の発展をサポートする本質的な役割を果たすことに焦点を当てています。
中長期計画では、新しいサービスの導入を検討し、全社員に提案しています。
お客様の多様なニーズに対応できるよう、新しいサービスの開発にも取り組んでいます。


この取り組みは、お客様一人ひとりに合ったサービスを提供し、お客様の発展を支えるためのものです。
弊社は、変化する経済環境やお客様の要望に柔軟に対応し、より幅広いサービスを提供することを目指しています。


教育研修制度や人事制度設計はされてますか?

はい、実施してます。
まず教育研修制度ですが、新入社員は税務会計の基本的な知識とスキルを身につけるために、1年目から3年目までの間に税務会計基礎研修 を受けます。
これは、一人前の税理士として必要な、基礎スキルを習得する大切なステップです。


さらに、私たちの事務所では税務会計以外の専門サービスも提供していくため、関連するスキルや知識を習得するための研修も用意されています。
今後、新しいサービスを検討しているMAS監査サービスの研修も2023年の1月ぐらいから、実際に何名か研修を受講しました。
現在ではサービス提供ができるような状態になっております。


次に人事制度ですが、当事務所では、個々のスタッフが通常、20件から25件程度の法人のお客様を担当しています。
これらのお客様は、売上規模が様々で、1000万円未満から100億円を超える企業まで多岐にわたります。

お客様それぞれのニーズに合わせて、担当するスタッフが異なるため、幅広い業界や経験を積む機会があります。


また、スタッフには定期的な人事異動 があり、お客様の状況やニーズが変化するため、経験を広げ、新たな視点を得るための取り組みです。
業種の異なるお客様と接することで、スキルの向上や多様な経験を積む機会が提供され、キャリアの発展に寄与しています。


制度のまとめ
●教育研修制度
・新入社員に向けては1〜3年目までの間に税務会計基礎研修を実施
・他サービス等、関連するスキルや知識を取得するための講座もあり

●人事制度
・定期的な人事異動があり、様々な業種を経験
・経験を広げてキャリアの発展に寄与

成長している社員の共通点について聞かせてください

当事務所の仕事は税務会計の知識だけでなく、企業経営者の多様なニーズに応えることが求められます。
そのため、成長している社員たちは税務会計に限らず、人事労務、法律、そして最新の働き方改革に関する知識を幅広く習得している方が多いです。
また、法律や規制の変化に迅速に適応し、自己学習を重視し専門家を常に目指す姿勢を持っています。


また、社員たちは、顧客である企業経営者との協力関係を築くことに力を注いでいます。 企業経営者は様々なバックグラウンドを持つ人々で、社員たちはその多様性を理解し、相手の立場に立ってサポートする姿勢を持っています。
顧客からの相談や質問に積極的に対応し、解決策を提供することで、お互いに成長する機会を創出しています。


ここまで大規模だと、苦労などはありましたか?

前任者たちは、私よりもはるかに苦労していると思います。
私が代表に就任した時点で、当社は現在の規模であり、法人のお客様が1200社以上、個人のお客様も確定申告だけで1600件以上という規模に成長しました。


通常、社長職の交代は10年から15年サイクルがあります。私はこのグループの代表になっ てまだ3年です。
同族企業ではなく、異なるバックグラウンドを持つメンバーが一堂に会し、お客様のために協力しているスタイルを取っています。


苦労ということではないですが、お客様の中には休廃業せざるを得ない状況に直面している方もいらっしゃることを理解し、それに対するサポートを重要視しています。
また、既存のお客様を維持し、さらに発展させることを優先課題とし、その方向に向けたサポートを大切にしています。


採用計画と求める人材について

当事務所では毎年、新卒採用と中途採用を実施中 です。
新卒採用については、毎年約5名程度を採用する計画を立てています。


一方、中途採用については、主に退職者のポジションの補充を行っているので、年によって異なりますが、中途採用の場合は年に3名程度の採用が行われることがあります。


ただし、中途採用については随時行うこともあり、適任者が見つかれば柔軟に採用を行っています。


採用に関して、税理士を目指す方は特に歓迎です。
面接を通じて、候補者の志向や適性を評価し、経験を積んできた方も税理士業務だけでなく、お客様の経営サポートに関心を持つ方にも門戸を開いております
私たちのサービスと合致する方には、ぜひ当事務所でのキャリアを築いていただきたいです。


税理士法人第一経営が気になる方へ

人事異動で様々な経験を積むことができ、社内でしっかりキャリアアップができる、税理士法人第一経営。


ミツカルでは、税理士事務所の代表とカジュアルに話すことができます。
今回の記事を読んで、税理士法人第一経営 代表取締役 薊 喜美雄 氏と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。
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