城之内 楊
株式会社ミツカル代表取締役社長
税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。
今回は、九州地方を拠点に50年以上の歴史を持つ税理士法人アップパートナーズの代表菅先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。
・事業規模の拡大：直近2年間（2023年時点）の積極的な採用で事業規模が急成長
・平均年齢と多様性：全体の平均年齢は40歳。幅広い年齢層のスタッフが活躍中。
・主な業務内容：医療法人を含む幅広い業界のクライアントをサポート
・研修制度と評価制度： 実務に焦点を当てた朝の勉強会で実践的な知識を提供。成果に基づいた評価で給与に反映。
・活躍する社員の共通点：仕事のスピードと納期を守る姿勢
・こんな方におすすめ： 知識欲旺盛な方や社会貢献を志向する方。中小企業の支援に貢献したい方。
目次
事務所の概要を教えてください
アップパートナーズは、1977年に設立
、九州地方を拠点とした税理士法人です。
半世紀近くの歴史があり、私は2001年に父から事務所を引き継ぎました。
スタッフ数は引継ぎ当初は50名でしたが、2023年には総勢302名となっており、そのうち半分が税務のメンバーです。
事業規模が拡大したきっかけを教えてください
2013年ごろは200名程度のスタッフ数だったと記憶しています。
長崎の会計事務所との合併に伴い2021年は100名程度の離籍が起きました。
その後2年間でほぼスタッフ数は合併前と同じ人数に戻ってきているため、ここ2年で特に採用を強化しているような状況です。
コロナ禍の中でも顧客からの新規案件や、他の事務所からの移籍案件も増えている
ように思います。
事務所の平均年齢を教えてください
オフィス全体の平均年齢は40歳くらい、 福岡オフィスに限定すると平均年齢は37歳です。
バランスのよい年齢層の採用を心がけており、最年少は20歳から最年長は70代まで幅広い年齢層のスタッフが活躍しています。
クライアントの特徴を教えてください
医療法人などの医療業界のクライアントが約30%
で、これが2,000件中600件を占めています。
残りの70%については、建設業、飲食業、農業、社会福祉法人、ケーブルテレビジョンなど、様々な業種の顧問先を持っています。
売上規模も数千万円から数百億円とバラバラですが、ボリュームゾーンとしては1億円から3億円の事業者です。
研修制度や評価制度についても教えてください
研修制度については非常に実務に重点を置いており
、毎朝勉強会
を行なっています。
この勉強会はベテランのスタッフが講師となり、税法試験のための勉強ではなく、実務で使える節税の提案や実際の運用に焦点を当てた内容になっています。
スタッフはクラスごとに分かれ、入社した全員からベテラン、資産税の専門家など、ニーズに合わせて勉強会を実施。
勉強会の習熟度は確認テストによって測っており、昇進に関する評価の1項目としています。
さらに、アップパートナーズの研修では税務以外のトピックもあり、研修のパターンは様々
です。
全社単位やオフィス単位でコンサルタントや講師を招いたり、最近では助成金に関する研修など税務以外の予備知識を得る機会を提供しています。
スタッフの評価制度については、成果に応じた評価を行っています。
給与としては売上の35%から40%が基本
です。
さらに、付加価値業務によって給与を追加で支給しています。
例えば、複雑な税制の申請や書類添付などの業務を担当した場合、その業務に関連する売上の一部が給与に加算されます。
スタッフの成果に応じた評価をすることで、顧客に付加価値を提供し、顧客との信頼関係向上にも繋げたいと考えて、設計しました。
・評価制度：売上の35%から40%が基本とし、付加価値業務によって給与を追加で支給
承継にあたって苦労したことはありますか？
これから承継する方も同様かとは思いますが、時代の流れに合わせて業務の変化に対応すること
に苦労しました。
私が承継した当時は、顧客数に対してスタッフが飽和していた時代でした。
この事務所をやめても次の転職先に困るというような状況だったので、無理をして顧客に奉仕するという事務処理が続いていました。
今は、そういう時代ではないと考えていて、業務を厳選していくことが重要
だと考えています。
顧客の中には、サービスが低下したと考える方もいらっしゃるとは思います。
しかし、きちんと説明してわかっていただき、無理難題によってスタッフが疲弊しないような体制への変更が、求められているのではないかと思います。
活躍している社員の共通点を教えてください
活躍している社員には2つの共通点があると考えています。
1つ目は、「仕事のスピード」です。
もちろん精度の高さも重要ですが、丁寧に作業してできるのは当たり前と考えているので、早く、効率よく、仕事を遂行することが大切です。
また、仕事が早ければ確認作業にも時間を確保できるため、より正確に、品質を保てると考えています。
2つ目は、「納期を守る」です。
顧客との納期はもちろんですが、スタッフとの約束を当たり前にきちんと守れることを重視。
約束を守れる人は、顧客からきちんと評価されることが多いので、信頼関係の構築に継続的なお付き合いが生まれます。
そうすれば、安定したよい提案をすることができ、それに対してのフィーが発生するというような良い循環が生まれると考えています。
こんな方にきていただきたいです！
知識欲のある方や社会貢献を目指す方は、アップパートナーズで素晴らしいキャリアを築くことができると考えています。 特に、日本経済の基盤を支えている中小企業の社長さんたちを元気づけたい、支えたいという方 は本当の意味で社会貢献が叶えられる環境です。
アップパートナーズでは、自分が勉強し、それを他の人に教えることで、社会に貢献できる環境を提供しています。
一般企業のように、自社の製品だからと顧客に対して粗悪な商品を押し付けたり、提携商品を強制する必要はなく、自分の知識を高めれば、本当にベストなサービスや商品を提供できる環境が整っています。
ぜひ、興味がある方はアップパートナーズを検討してみてください。
税理士法人アップパートナーズが気になる方へ
時代に合わせながら、業務方法を柔軟に変えていく、税理士法人アップパートナーズ。
ミツカルでは、税理士事務所の代表とカジュアルに話すことができます。
今回の記事を読んで、税理士法人アップパートナーズの菅先生と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。
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