【優良事務所インタビュー】公認会計士のための明確なキャリア道!監査法人コスモス

#インタビュー記事
執筆 ・ 監修

城之内 楊

株式会社ミツカル代表取締役社長

株式会社ミツカル代表取締役社長。 1990年生まれ。20代では士業向けのコンサルティング会社(株式会社アックスコンサルティング)で最年少役員として8年間勤務。これまで、3,000以上の税理士事務所のコンサルティングや士業向けのセミナーに複数登壇。さらにはスタートアップから上場企業まで外部顧問や役員としても活躍する。 退職後、税理士業界を活性化するために、税理士事務所の採用支援サービスを展開する株式会社ミツカルを創業。ミツカルでは年間2,400名以上の税理士事務所の求職者をサポート。審査基準を通過した優良事務所のみを紹介しており、ミスマッチのない転職支援を行っている。
税理士業界を盛り上げるために、株式会社ミツカルでは日本で優良な税理士事務所・法人のPRを目的としたインタビューを実施しております。
今回は、東京プロマーケットへの上場支援に強みを持ち、明確な評価制度で着実な成長ができる 監査法人コスモスの統括代表社員、新開 智之先生に会社の特徴・魅力について話してもらいました。
インタビューのまとめ
・1988年に設立され、中小企業の監査からスタート。中小中堅企業の上場支援が主要な業務。
・名古屋と東京に拠点を持つ、約100名の会計士が活躍。
・証券会社やJアドバイザーと連携し、2021年21社の上場支援、2023年には30社程度を支援。
・急成長で年間10〜20人の新メンバー採用、個人の能力向上支援を実施。
・27グレードに分かれた、明確なキャリアプラン。
・活躍する社員の特徴は「素直さ」と「ポジティブなマインド」がある方。

事務所の概要と特徴を教えてください。

監査法人コスモスは1988年に設立され、私は1994年に入所しました。 設立者の先生方のもと、中小企業の監査を中心に活動しています。
2000年台からは中小・中堅企業の上場支援を主要な業務としています。 現在、名古屋と東京に拠点を置き、約100名の会計士が所属し、全国の中小・中堅企業の上場支援を行っています。


特に東京プロマーケットでの監査を積極的に行い 、その経験から中小企業の成長をサポートしています。
東京プロマーケットでは80社中の25社の監査を担当し、市場の未成熟さを克服しました。中小企業の迅速な上場を重視し、9割以上の企業が2年程度で上場。 プロマーケットに精通した活躍する証券会社やJアドバイザーと連携し、昨年は21社のうち6社の上場支援を行いました。


2023年までには累計30社程度の上場支援をし、中小・中堅企業の経営の向上と成長を熱心に支援しています。IPO業務に関心を持つ多くのマネージャーやシニア会計士が当事務所に参画し、日本経済の発展と中小企業の経営の高度化に貢献しています。


社員の平均年齢と特徴は?

平均年齢は30代後半から40代前半で、中途採用のマネージャークラスが増えていますが、若い方もいらっしゃいます。
大手監査事務所から転職する方々が多く、即戦力として活躍しています。 大手監査事務所ではパートナー昇進が難しいと感じる方がいらっしゃいます。


一方、我々は中小企業の上場支援に注力し、2年程度で上場させる実績があり、将来的にパートナーが必要です。しっかり現場で実務を積んだ方々がシニア→マネージャーそしてパートナーに成長するキャリアプランも整備しており、会計士としての個の力を大切にしています。


具体的な評価制度やキャリアプランについて教えてください。

まず、当事務所ではキャリアプランを非常に重要視しており、会計士の育成とキャリアの発展に力を注いでいます。キャリアプランは、会計士資格取得後、ジュニアアカウンタントとしてスタートし、着実にキャリアアップを重ね、昇格を実現できています。


公認会計士としての活動には、大まかに3つの区分 があります。それぞれ、アシスタント、シニア、チーフという3つの階層に分かれており、ジュニアアカウンタントから始まり、CPA(Certified Public Accountant)としての段階、そしてマネージャーとしての段階で合計9つのグレードに分けられています。これに加えて、各階層内で3つの補助的なグレードに分かれ、計27グレードによる人事考課を実施しています。


この人事考課は、監査業務にフォーカスして行われ、項目は180以上。業務ごとに能力やスキルが評価され、能力力量評価 として客観的に測定されます。自己評価を行った後、上司によって評価が行われ、業務の遂行能力や実績が明確に評価されます。


さらに、各階層ごとに評価の基準が異なります。ジュニアアカウンタントとCPAでは、「学び」の段階での評価が重要です。
5段階の評価基準 (知る、わかる、行う、できる、分かち合う)に従って、それぞれの項目が評価されます。例えば、ジュニアアカウンタントは「わかる」段階までの評価が求められ、CPAでは「できる」段階が必要とされます。
一方、マネージャーは「分かち合う」段階で他者を指導し、部下の成長をサポートする役割が求められます。


この評価は、半期と年度末の2回実施 。半期の評価では自己評価と実際の力量を確認し、年度末の評価では昇給などに影響を与えます。
半期の評価は、自己評価と実力を見つめ直す機会として重要であり、年度末の評価では、必要なスキルと能力を持っているかどうかが判断され、キャリアプランの進展に関わります。


評価制度について
・半期と年度末の2回実施。
・・合計27グレードの明確な評価基準。
・それぞれの階層ごとに、評価基準が異なり、レベルにあったステップアップが可能。

また、会計士従業員だけでなく、パートナーに対する人事考課も行っています。報酬査定においては、一律に決まるのではなく、能力と実績に応じて個別に評価される仕組みを導入。これにより、個々の能力向上が促進され、報酬が増加するシステムを構築しています。


成長している社員の共通点はありますか?

簡潔にお伝えしますと「素直さ」と「ポジティブなマインド」 です。


素直さは、新たな知識や経験を受け入れ、吸収する姿勢を指します。この業界で成功するためには、自分自身を信じ、ポジティブな思考を持つことが大切です。
ネガティブな考えでは、新しいチャレンジに向かって前向きに取り組むことが難しくなります。


また、成功には壁にぶつかった際に、どうやって乗り越えるかを考え、多くの方法を試す主体性も求められます。ポジティブなマインドと主体性が組み合わさることで、成長への道が開けるのです。


公認会計士業界での成功は、能力だけでなく、素直さ、ポジティブなマインド、主体性などの要素も重要です。これらの資質を持ちながら、新たな知識や経験を積み重ね、チャレンジし続けることが、成長していく社員に共通するポイントですね。


事務所が今の規模になるまでの成長過程で、苦労されたことはありますか?

大きな苦労は感じていません。むしろ、問題があることに感謝 しています。制度や仕組みはすべて人が創り出したもの。上場や会計士の制度も、人間が作り上げたものです。私たちはその制度の中で、何も成し遂げられないことはありません。柔軟さや適切な判断 をもって、私はポジティブな考え方を大事にしています。


現在の立場に至るまでには、他社が行なっていないようなことにもチャレンジしなければなりませんでした。
この道のりには苦労もありましたが、それが私にとって成長となり、今となっては重要な経験となっています。


コスモスに来て欲しい方は、どんな方ですか?

公認会計士資格を持っていても進むべき道に迷っている人 はぜひ、一度お話ししたいですね。また成長を望む意欲的な人 にとって、監査法人コスモスは魅力的な選択肢です。公認会計士としてのスキル向上をサポートし、中小・中堅企業の上場支援にも携われます。
コスモスは急成長し、年間10人から20人の新メンバーを積極的に採用しており、キャリアステッププランも明確に用意しています。


私は、本や経済紙から日常的に情報を得ることを進めているのですが、そういったアンテナを広く持っていこう と行動出来る方もぜひうちに。海外での経験や幅広い知識を得る機会も提供してますし、個人の能力向上にも繋がります。


キャリアプランを明確にし、能力向上をサポートする環境を提供しています。ここでは、個人の成長と明確な道が用意されており、他の選択肢にはない魅力を備えています。公認会計士業界での成長を目指す方々、ぜひお待ちしております。


監査法人コスモスが気になる方へ

明確な評価制度と幅広い経験を積むことができる監査法人コスモス。 特に中小・中堅企業の上場支援にも携われる機会は、ご自身のキャリアの幅が広がりますね。


ミツカルでは、税理士事務代表とカジュアルに話すことができます。 今回の記事を読んで、監査法人コスモス様の統括代表社員、新開 智之先生と話してみたい、事務所についてもっと聞いてみたいという方は、お気軽にご登録ください。


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